ひきこもりの定義
まずひきこもりというのは、どういう状態をさすのか、その定義はどうなっているんでしょう。
厚生労働省ではひきこもりの定義を「ひきこもりは、さまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われているじょうたいのことをさします」としています。 厚生労働省(「ひきこもり」の概念)
はじめに「ひきこもり」という言葉がつかわれだしたときは、一般的に自分の部屋にとじこもり、家族にも会わず、ずっと部屋のなかで生活する状態を「ひきこもり」といっていました。「ひきこもり」とい言葉が定着し、いろんなケースがでてきて、その定義もかわってきているようです
ひきこもりからの脱出、社会復帰、仕事と就職
自宅から一歩もそとにでないとしても、ひきこもっている本人も、本当は外に出たがっている人もたくさんいます。働きたい、アルバイトをしてみたい、でも自分にできるだろうか。周りの人に白い目でみられないだろうか。こういった心配が頭の中をぐるぐる回り、社会復帰のさまたげになっているようです。
2年間ひきこもりをしたあと、就職し、社会復帰をはたした友人がいます。
いろいろ話を聞くと、「ずっとこのままじゃダメだという思いはあった。でも、ずっと家にいて、体もなまってるし、自分にできる仕事なんかあるんだろうか」そういう思いから、就職活動などに踏み切れなかったそうです。ひきこもりの長期化が悪循環をうんでいると感じました。
ひきこもりの原因と対策
ひきこもりの原因と言うのは、「これ」というものはありません。みんなそれぞれ、原因があります。先ほどの友人の場合は「失恋」でした。
周りからの言葉には、一応うなずくものの、結局変化のなかった彼が、ひきこもりから脱出したのは、「インターネットのブログ」からでした。ひきこもりの自分のくらし、毎日考えてることなどをブログに投稿し、同じ状態で暮らしている人たちとコミュニケーションをとっていました。
ひきこもりから脱出したい、とみんなに宣言して、いろんな励ましをもらい、社会復帰をはたしました。ひきこもりから脱出したい、でも一歩が踏み出せない、という人がたくさんいて、同じ悩みをかかえている人からの励ましが力になる。そういうこともあるようです。